1992-04-10 第123回国会 衆議院 法務委員会 第6号
それで、前回のときに、これとの関連で、三菱重工が本当に供託したのかどうかを側面的に立証する一つとして、当時同じく長崎でそういう朝鮮人徴用夫を使っていた高島炭鉱あるいは川南造船、これの供託をしたかどうかの資料はどうかと実はお尋ねしたのですが、それを後で聞いたら、川南造船という会社は登記上ない、それから高島炭鉱という会社もない、したがってそういうことの探しょうがないという説明が法務省から実はあったのです
それで、前回のときに、これとの関連で、三菱重工が本当に供託したのかどうかを側面的に立証する一つとして、当時同じく長崎でそういう朝鮮人徴用夫を使っていた高島炭鉱あるいは川南造船、これの供託をしたかどうかの資料はどうかと実はお尋ねしたのですが、それを後で聞いたら、川南造船という会社は登記上ない、それから高島炭鉱という会社もない、したがってそういうことの探しょうがないという説明が法務省から実はあったのです
川南造船とかあるいは高島炭鉱とか、そういうものが長崎にあるわけだから、そういう企業、会社は朝鮮人労働者の未払い賃金のそういう供託をしているかどうか。その資料は今でも長崎法務局にあるのかどうか。私は、これは一回法務省で、今ここでお答えをもらえれば一番いいんだけれども、もしそうでなければまた改めて調べてお答えをいただきたいと思うんです。
川南造船所で働き、あなたの地元の長崎造船大学の前身を私は出ておるのです。それだけに造船問題については人ごとでないわけです。さような次第でございますから、一生懸命にこの問題と取り組みたい。 大蔵省を大いに叱咤勉励しろというお話です。大いに叱咤勉励いたします。問題は、いかに助成といったって、一般会計から金を持ってきたって特別会計から持ってきたってたかは知れていると思うのですね。
○政府委員(山下正雄君) 川南造船所の例は、御説明申し上げますと、造船所の設備がその船をやるのに現在のところ非常に不適当なところである。それをやりまするには相当程度造船所設備の手入れをしなければならぬ。それからしかもその船の資金計画につきまして相当程度調査いたしましたところ、ある程度無理があるのではなかろうかというような結論からいたしまして、これを許可をしなかったのが実情でございます。
例といたしましては、川南造船所から申請しました輸出船舶につきまして却下した例が一例ございます。しかしそのほかにもあるかと思いますが、実は私記憶しておりませんが、実効上、こういう建造法がありますために、輸出船舶につきまして相当程度造船所の方が実益をおさめたという点はございます。
○岡田信次君 そうすると、ただいま言われた川南造船所の却下した理由ば、どういう理由で却下されたのか、それからまた施行以来どのくらい建造許可を申請したのか。
この問題につきましては、川南造船所におきましては三箇月の遅配が行われております。佐世保造船所におきましても〇・五箇月分の遅配に相なつております。荒田造船におきましては一箇月、大正造船一箇月、日立関係におきましては〇・五箇月分の遅配が出ております。鶴見ドック一箇月、東北ドック三箇月というふうな遅配の状態が出ております。
ところがこれは造船所が変なことになつてしまつて、川南造船がだめになつて、三菱日本が肩がわりをしておるのでありますが、この関係がどうなつておるか。それから新日本海運に対して、第二満鉄丸をつくるために、昭和二十五年三月二十四日に貸付をしております。それから照国海運に対して、照国丸をつくるために、昭和二十五年二月二十七日に貸付をしております。
まず五次船、これは御承知の通り五次で計画して、その後七次扱いにした二隻がありますが、いわゆる川南造船所が途中でつぶれたために延びた分であります。この統計は一応七次船の方に入れておりますから、五次船はその二隻を除いた分四十隻であります。これは確かに計画は四十二隻だつたのだと思うのですが、ただいま申し上げましたようなわけで四十隻であります。
それから戦時中非常に活溌に動いた川南造船所、これも一昨年あたりから閉鎖の状態になつております。それから戦時中海軍が建造しました造船所は大部分閉鎖しております。例えば川崎の泉州工場であるとか、そのほか四、五件ありますが、そういうものは閉鎖いたしております。併し戦前から相当長い間続いておる造船所で現在閉鎖しておるものはございません。
たとえて申しますと、川南造船、帝国化学、日本建鉄、津上製作、太陽商社であるとかいうような、こういう会社が、而も、三井、三菱の系統に属しておりまして信用のあるこれらの諸会社が非常にたくさんな不渡手形を出しておる。いわゆる簿外債務を十億或いは十二億と出しておる。
県といたしましては、当時川南造船か何かでそういう例がございまして、県がどちら方につくというようなことにはタッチしない、そういうことで私どもやつて来たのであります。会社側におきましても、いろいろと両者におきまして折衝をやつておつたようであります。ところが私の方の河崎潔というものがなぜ最後にでき上つた協定書に対して立会人として捺印をしておるか、この点の疑問はごもつともだと存ずるのであります。
従つてその際に、横浜にありまする宮川興業株式会社の代表者が不当労働行為を起しておる点について、労働大臣並びに関係代表者の御意見を具体的な資料に基いてお尋ねしたいことと、それから長崎の川南造船所が退職金と不払い給料を入れて約一億円やりつぱなしておいて、何千という従業員を、会社を解散して路頭に迷わしておりまするこれらの諸君の緊急を要する失業問題に対しましては、失業保険改正案が来週出るときに労働大臣に質問
○説明員(大島寛一君) 只今のお尋ねでございまするが、昭和二十四年度の建造並びに改造計画の一部といたしまして、改造が五隻、新造が二隻をそれぞれの船主が川南造船所において船を造ろうという計画がございます。
○委員外議員(原虎一君) そこで当局にお願いしたいのですが、この川南造船所を相手として改造並びに新造船を注文した五つの会社というものに対する見返資金関係はどういうふうになつているか、契約通り返済され、又政府の見込としては、間違いなく返済されて行くものであるか、それからどれだけの旦返資金の融資がなされているのか、その辺の数字を明らかにお示しを願いたいと思います。
○委員外議員(原虎一君) そこで具体的な問題でお聞きしたいのでございますが、長崎の香焼島にあります川南造船所は、御承知のように閉鎖して労働組合から破産申請をされております。これに対して次の五つの船主が注文を発したのでありまして、隆昌海運、岡田商船、玉井商船、東邦海運、大光商船、ところが今申しましたように川南造船は昨年の二月二十五日、全員、四千四百四十四名を解雇して閉鎖している。
こういう感覚を持つている者でありますけれども、ちようど私らが元やつておりました同業者の中で非常なる争いを生じて——はつきり申しますと、川南造船所であります。それで注文された船主も困られ、従業員も非常に困られているのがあるのであります。
○山崎国務大臣 実は川南造船所の問題は、ひとり船舶界だけでなく、国としてもまことに寒心にたえない事柄であつたと私は考えております。しかし、一つの会社の内紛から起つて来ている事態に対して官権が容喙してあれこれ言うがごときことは、私らの平生の持論としてとらないところなのであります。会社のことは会社みずから処理すべし、民間のことは民間みずから処理すべしという心持を持つておつたのであります。
○川崎委員 今の御答弁によつて全貌が明らかになつたのでありますが、この川南造船所の問題について、あなたは初めは民主的な立場からこういうものには介入すべきではない、しかし今国家の大きな見地から、造船問題が非常に重大な問題であつて、かつ見返り資金等の関係から、監督機関としては当然これに対して收拾をはからなければならぬという立場から、その間に立たれて粒々辛苦をされたことについては敬意を表するが、一度入られたものが
それは昨年の暮れから起つておる川南造船所の争議の問題は今どういう状態で進捗しておりますか、失業者は非常に大勢出ておつて、それに対する解決というものが立てられておらないように考えておりますが。
○井出委員 これは問題は少し別になりますが、大蔵省も監督上あるいは当然御承知であり、かつその間に介入された問題だと思うのでございますが、例の長崎の川南造船、これが先ごろ破産状態とでもいいましようか、某銀行がその債権を確保する意味において、債権額以上の相当厖大なる施設をすつかり押えてしまつたのでありましよう。
○池田国務大臣 川南造船の内証問題と申しますか、これにつきましては私も聞き及んでおるのであります。ただ銀行が貸出しをし、その債権確保上とります措置に対しまして、大蔵省がとやこう言うことはどうかと思いまして私はこの点について監督上の問題でなしに、見返り資金から多分二隻だつたと思いまするが、大体ことしの三月末に完成の予定で出ておるのであります。その債権確保の問題でお答え申し上げたいと思います。
こういう雇用、生活水準を考えない政府の政策の結果の一例として、数カ月に亘つて企業整備の結果としての争議を続けておる長崎の川南造船所のストライキを思い起さざるを得ません。ここでは八千人を超える労働者諸君が非常な苦闘の下に生活権確保の要求を出しております。而もこれに対して曾つての社長某は追放の身でありながら、この争議に関與して労働者の彈圧に狂奔をいたしております。
これは先の議題外の関係でありますけれども、実は長崎県の川南造船所の何と申しますか、お家騒動について、私は大臣から御意見を伺いたいのであります。実は川南造船所が私の隣村にあるのでございまして、その点につきましては、この争議の関係上、市町村の経済的あるいは思想的、その他いろいろな点について影響が甚大でございまして、すみやかにその解決をわれわれは要望いたしておるのであります。
いわゆる川南造船所のお家騒動については、権限外のことにつきましても、運輸大臣が公私ともに御多忙の中で、日本造船界の円満な発達のためにいろいろ御配慮くださいもしたことは、関係の地元民としてまことに感謝申し上げる次第であります。
○野田證人 私は九州の方には北九州の日本製鉄、三菱化成、それから安川電機、八幡製鉄所、福岡におきまして集中排除法のお話を商工会議所でいたしますことと、それから長崎に三菱重工業造船所、三菱製鋼、川南造船所、この視察を主として参りました。
それはけさの新聞に川南造船所所属の船が四隻拿捕されて、その船の船員は銃殺された者もあるし、いろいろあつて、その残りは帰還を許されて帰つた。という記事があつたのです。これは確めてもらいたい問題でありまするが、以西低引が從來区域外へ出て漁業をするとかしないとかで、今の川南の船を加えたならば二十隻くらいはもうすでに拿捕されているのではないかと思うのであります。
それから川南造船所に今注文しておる船がだんだん進んでおるのに支拂が非常に澁滯して、川南からこれをほかに賣るという話があるけれども、その方も自分がすぐに金を出して食い止めます。そういうふうなお話があつたのであります。そこで八月の最初だつたと思いますが、門屋さんは言われた通り会社をつくつてしまつた。それから川南の方にも支拂をされたようであります。
本件のごとき、八百万円を門屋さんが出したか出さないか、少くとも農林省のリポートによれば、川南造船に対する支拂が八百万円來ているということがわかれば、今ここに門屋さん以外に金を出す人はないと私ども思うわけです。
五百万円出したと申し上げたのはずつと後のことでございますが、この当時すでに川南造船に未拂になつておつたものを門屋氏が川南造船に拂つておられますから、――拂つておられますという経過は、農林省の事務当局と連絡して聽いたわけでありますが、從つて会社設立直後貸借対照表を出さしてどうこうということは、このときはしてないかもしれないと思います。